知ると楽しいブライダルリングのお話

日別アーカイブ: 2018年1月4日

お客様のご来店後すぐにはやらない3つの事

 

千葉県成田にある結婚指輪と婚約指輪の専門店ラムールトゥジュールでございます。どうもで~す。♪(^^

 

さて、当店では、お客様のご来店後すぐにはやらないことが3つあるというお話です。

 

ひとつは、スタッフがすぐにお客様に張り付くようなことはしないということです。

 

これは単純に逆の立場で自分がされたら嫌だから、ということと、初めて会う人にいきなりパーソナルスペースに入ってこられたら大半の方は気分が良くないものだからです。

 

お店をやっている以上、私としては、ご来店頂いたお客様には、絶対に指輪探しのお時間を気持ちよく、楽しくお過ごし頂きたいんです。なぜなら、そうでなくては、運命の指輪に出会える訳などないと思いますし、大事なお買い物が楽しくなくなってしまうからです。

 

その為には、最初の空気の作り方が非常に大事になりますから、特に、お目当てのブランドや商品をお持ちでないお客様に対しましては、いきなりスタッフがベタ付きするようなことはせずに、お客様がご自身のペースで軽く店内を一周できるくらいの間、あえてお客様に自由にご覧頂いております。

 

とは言え、あまり長時間お客様を放っておきますと、やる気のない店と思われてはむしろマイナスなので、その後は、お客様の様子を伺いながら徐々にお声がけさせて頂く感じでやらせて頂いております。

 

もうひとつは、指のサイズを直ぐに測らないということです。

 

ご来店直後に、まずは指のサイズを測ってもらえますか?とおっしゃられる方が意外と多いのですが、当店では、最初に指のサイズを測ることはしておりません。これは、お選びになる指輪が決まっていないと測る意味がないからです。

 

指輪というのは、同じ号数(サイズ)であっても指輪の内側の形状(丸いor 平)や指輪の幅(広い or 細い)などによって、入り方やフィット感がまるで変わって来る為、お選びになられた指輪に最も条件が近いリングゲージを使ってサイズ決めを行う必要があります。(リングゲージだけでもたくさん種類がありますので…)

 

つまり、ご購入の指輪が決まっていないと、どのリングゲージで測るのが適切なのかがわからないということになり、最初に適当に測っても全く有効な計測にならないからです。

 

また、多くの方が誤解されているのですが、サイズ決めの作業は、お選びになられた指輪の場合なら、何番が丁度良いかを選ぶという作業であり、実は、指のサイズを測るということではないんです。

 

三つめは、カタログだけ貰って帰ろうとする方に、単純にカタログだけをお渡ししていないということです。

 

店内をじっくり見てもらえないお客様にはカタログも差し上げないという様な意地悪な理由ではございません。

 

これは、お客様の為を思い、お客様をミスリードしない様にやっていることなんです。どんな指輪ブランドもカタログの画像は頑張って良い写真を撮るように努力されています。売れ行きに影響する話ですから当然のことです。

 

しかしながら、指輪の撮影というのは凄く難しくて、腕の良いカメラマンに依頼しても、残念ながら現物の良さがなかなか写真に反映されないものなんです。なので、もしも指輪の現物を見ていたら『これ良いな、これにしよう…』と選んでいたかもしれないものを、カタログの画像だけで選別してしまうと、気が付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。

 

運命の出会いになったかもしれない指輪に気が付かず通り過ぎてしまったら、悔やんでも悔やみきれないのではないでしょうか?それはお店としても絶対に避けなければならないことだと思うのです。

 

ゆえに、お店がお客様に対して誠実にあろうと思えばこそ、お客様からご要求があったからと言って、簡単に、最初にカタログだけお渡しするようなことはしてはいけないと思いお断りしている次第です。

 

それでは、カタログの使い道が無い様に思われるかもしれませんが、実はカタログには有効な使い方があります。それは、お店で指輪を見た後、一度検討を持ち帰る様な場合、候補の指輪を覚えておくのにカタログ写真はとても有効なのです。

 

先ほど、写真には現物の良さが反映されていないと申しましたが、現物を見て頂いている場合は、実はそれほど違和感なく見えるものなのです。

 

 

 

という事で、当店では、お客様のご来店早々にこういった3つのことはしておりませんというお話でした。

 

もしかすると少々変わったお店かもしれませんが、お客様に対して誠実に向き合うと思えば、こういうことであるべきと思ってやっておりますので、ご理解頂ければ幸いでご会います。

 

今年も成田より愛を込めて贈りたいと思います。