知ると楽しいブライダルリングのお話

日別アーカイブ: 2015年10月27日

激安のダイヤモンド

いつもありがとうございます。

 

さて、早速ですが、時折、ビックリする様な低価格で販売しているダイヤモンドを見かけます。

 

一体何でこんな価格なのか?っと、驚きますが、実は今こういうことが起こっています。

 

街中で、プラチナやゴールドの買取りを行っているお店を見かけますが、そういうお店では、ダイヤモンドも買い取ったりしています。そういうお店で買い取られたダイヤモンドは、どうなるかと言いますと、中国へ持って行かれます。

 

以前は、ダイヤモンドをカットする国と言えば、ベルギーとか、米国とか、インドとか・・・まあ、そういうところが多かったりしたのですが、現在、中国もダイヤモンドのカットをする国として台頭しているので、中国でリカット(再カット)しているんです。

 

つまり、大分安く買い取った中古のダイヤモンドをカットグレードを上げるべくリカットした後に、再度鑑定を取って、激安価格で再度販売されているということです。

 

何と中国でリカットされたダイヤの内、6割もが日本に再流通していると言われています。とても、驚く話です。

 

気にならない方にとっては、とにかく激安ですから良い面もあるとは思うのですが、ブライダル業界の中にいる私からみるとかなり気になるところであります。

 

と言うのも、買い取ってくれるお店にダイヤ(多くは婚約指輪)を売りに行くる理由を想像しますと、離婚したからとか、生活に困窮しているとかの可能性が高いと思われますので、これから結婚しようと思う人が持つものとしては、かなり縁起が悪い気がするのではないかと思うからです。

 

昔から魔術や占いなどに、宝石や水晶を使ったりしている通り、そういう石には、何らかの見えないものが宿っていたりする気もしますので、縁起の悪い何かを一緒に背負い込んでしまうことになるのでは?と心配だったり、気味が悪いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

残念ながら、見た目では、リカット品か新品かを見分けることが出来ませんし、一般的な鑑定書が付いていてもリカット品ではないという証明にはなりません。

 

また、リカット品を販売しているお店もそれがリカット品だなんてことは、普通は言いませんので、残念ながら、一般の方には、それを避ける手立ては無いに等しい状況です。

 

しかしながら、唯一、私がアドバイスさせて頂くとすれば、中古のリカットでない新品のダイヤモンドであれば、ほぼ間違いなく安さを売りにするような販売方法はしていないと思いますので、安さを売りにしていないお店は、リカット品である可能性が低く、逆に、安さを売りにしているダイヤモンドは、リカット品である可能性が高いのかもしれません。(あくまでも割合としての推測です)

 

と言うことで、これくらいのことしか回避策がないので、もしも、そういう事が気になる方は、安さを売りにしているダイヤモンド(婚約指輪)や、お店は避けた方が賢明なのかもしれません。

 

ちなみに、昨今は、逆に、新品であることを証明する鑑定書付きのダイヤモンドと言うがありますので、ご不安な方はそちらをお求め頂くと安心できると思います。ご興味のある方は、店頭でお尋ね下さい。

 

最後に、今般の内容は、気になる方には参考にして頂ければ幸いです、という思いで書いているものであり、高額なものが良いもので、激安品やリカット品が悪いものということを言いたいのではありませんので、誤解の無いようお願い申し上げます。