知ると楽しいブライダルリングのお話

『婚約指輪は無くて良い』が全世代で半数超え?

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Joeです。いつもありがとうございます。

 

さて、今日ネットニュースで『婚約指輪は無くて良い』が全世代で半数超えという記事を見つけました。

 

そもそも、どこまで信用できる話なのかわかりませんが、指輪屋としては、非常に残念なニュースタイトルです。

 

時代によって価値観が多様化したり、変わったりと言うのは、どんな分野にもある事だとはわかっておりますが、指輪屋としてというよりは、個人的には非常に気になる部分ではあります。

 

昨今は、婚約指輪だけでなく、新婚旅行も減っている様ですし、なし婚で構わないということで、結婚式もしない人が増えている様です。それこそ、夫婦別姓が実現したらと思うと、果たしてそういう方向の変化で良いのだろうかという気がしてきます。

 

と言うのも、例えば、挙式をしないのが当たり前、婚約指輪が無いのが当たり前、夫婦別姓が当たり前、と言う様な時代が来たら、結婚指輪だっていらないということになったり、別姓でいけるなら入籍だってこだわる必要がないよね?なんてことにもなりかねないと思う訳です。

 

本当にそんな時代になったら、簡単に別れる夫婦も多くなるのではないでしょうか?

 

結婚するというのは、お二人の問題だけでなく、両家の結びつきということを考慮しながら、結婚式や新居等々に、必要なお金を貯めると言う様な事も含めて、結構面倒臭い準備を乗り越えて行く作業もある訳です。ある意味、二人で力を合わせて乗り切る最初の作業と言えるかもしれません。

 

そういうことをきちんと乗り越えて、きちんと入籍をしてこそ、結婚したという実感が湧くのだと思うし、ゆえに、簡単に別れる訳にも行かないので、ある程度辛抱するということにも繋がり、危機を乗り越えてもいけるのだと思うのですが、

 

挙式も指輪も無い無いづくめになってしまうと、そもそも結婚したという実感が湧きにくいと思うので、恋人と別れる感覚で簡単に離婚してしまう様なことになったりするのではないのでしょうか?

 

そういう感覚自体が既に古いんですよ!と言われてしまうかもしれませんが、ただでさえ離婚件数が増えている訳ですから、そんなことになったら、それこそ安直に片親という家庭が増えることに繋がるやもしれないとも思いますので、私は結婚生活22年生として本当に心配です。

 

大金をかけて豪華な結婚式をした方が良いとか、高額な婚約指輪を贈った方が良いとか、そういうことを言いたいのではなく、結婚式にかかる費用や婚約指輪を買うための費用を貯める為に、日々の生活を節約するという努力をするとかって、それだけ結婚したいという思いが強いからこそできることであり、口先だけで乗り切れるものでは無いと思う訳です。

 

ですから、そういう『強い思い』であるとか、それが出来る『覚悟がある』とか、そういうことを確認しながら進んでいくということが大事なんだと思うのです。そういう意味では、結婚に関する従来型のスタイルと言うのは、意外と良いのではないかなぁと、おじさんは思う次第です。

 

色々な情報を目にする時代だと思いますが、婚約指輪が無くても良いと思う人が半数を超えたと言うニュースが仮に本当だとしても、残りの約半分の人々はあった方が良いと思っている訳ですから、間違って、全体の流れがそうであるかの様な誤解をされませんようご注意頂ければと思います。

 

結婚生活の先輩としても、指輪屋としても(笑)